それでも、君が好きだから。
「わ、私飲み物買ってくる!愛梨ちゃんもいる?」



「お願いしようかなぁ!レモンティーね!」



130円渡され、彼女はすぐに他の委員の先輩の元へ行ってしまった。



「ひらりちゃん……だよね?大丈夫?あの子に目つけられてるって結構噂でてるよ?」




この子たちは確か……D組とG組の委員の子だ。




「だ、大丈夫だよ」




ほかの人から見てもやっぱり、目を付けられてるように見えてるんだ……




「そう?なんかあったら相談乗るからね!」




私は二人の前を通りすぎて自販機を目指した。
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