それでも、君が好きだから。
「お泊り会がちょっと長いと思えばいいんだよ。1か月なんてあっという間だし。」




「いや、ちょっと待て。なんで俺なんだよ?みなみでいいじゃん」



「男じゃなきゃダメなんだって言ってたよ?」



咲良が黙った。



「ね?いいでしょ?みなみとナオも誘う?でもそしたらご飯作るひなみの負担が」




「わかった。わかったから。……とりあえず今日は帰って」




私は咲良に背中を押されて私は窓の前に。




「ん?まあいいや。ばいばーい」




私はひょいっと窓を飛び越えて家に帰った。
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