それでも、君が好きだから。
「別にどこでもいいだろ」



同居が終わった次の日から。進展は大きく二つ。


一つ目。



「なぁひらり、今日からあげ入ってる?」



「うん!」



「俺、お前は料理全くできないと思ってたわ」



咲良の分のお弁当を私が作るようになった。
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