それでも、君が好きだから。
「ねえ、なんかあったの?」
フローリングの床に座って壁に寄り掛かる咲良。
なんともいえない……いつもと違う空気が流れる。
「……松戸のこと好き?」
「へっ?」
松戸?里緒のこと?
「なにいって「わり、何でもない。忘れて。風呂入ってくる」
咲良は出ていってしまった。
フローリングの床に座って壁に寄り掛かる咲良。
なんともいえない……いつもと違う空気が流れる。
「……松戸のこと好き?」
「へっ?」
松戸?里緒のこと?
「なにいって「わり、何でもない。忘れて。風呂入ってくる」
咲良は出ていってしまった。