それでも、君が好きだから。
【咲良side】

*******

「おい、ひらりおせぇよ!…ひらり?」



列に戻ってきたのは、ボーっとしたひらり。



「咲良……やばい」




幸せそうな笑顔で俺の元まで来たと思うとスマホをいじり始める。




『ひらり:Finish StartのUraraとMireiにあった』




俺は、こいつついに頭おかしくなったか、と思った。
< 231 / 256 >

この作品をシェア

pagetop