それでも、君が好きだから。
【ひらりside】
「_行ってきまーっす!!」
「お姉ちゃん待って!!行ってきます!!」
「いってらっしゃーい」
高校二年生の私、柴咲ひらりは今日、6月15日。三戸高校に転入する。
「遅いよひなみ!!」
「待ってってば!!」
早朝7時30分。閑静な住宅街を全力で駆け抜ける私と妹のひなみ。
「ひなみー!あと1分で電車きちゃう!!」
とか何とか言っておいて、本当は新しい学校が楽しみなだけな子供な私。
「_行ってきまーっす!!」
「お姉ちゃん待って!!行ってきます!!」
「いってらっしゃーい」
高校二年生の私、柴咲ひらりは今日、6月15日。三戸高校に転入する。
「遅いよひなみ!!」
「待ってってば!!」
早朝7時30分。閑静な住宅街を全力で駆け抜ける私と妹のひなみ。
「ひなみー!あと1分で電車きちゃう!!」
とか何とか言っておいて、本当は新しい学校が楽しみなだけな子供な私。