それでも、君が好きだから。
「ありがとう咲良!!」



ひらりの笑顔さえ見れればそれでいい、そんな俺は単純なのかも知れない。




「もうすぐ消灯時間だろ?早く部屋戻れ」




俺はひらりの髪の毛をクシャッとする。




「うん!咲良ありがとう!!おやすみー!」




「咲良ってさー……ひらりんの頭よくクシャってするよな!!」




ナオにそう言われてハッとする。
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