それでも、君が好きだから。
「…癖なんだから仕方ねえだろ」




「へー…癖、かー?」

このニヤニヤしたナオの顔を見ると一発二発殴ってやりたくなる。



「…帰るぞ」




消灯時間の九時半まであと10分。





「照れちゃって「黙れ。早く寝たいんだよ」



やっぱりいつか、絶対殴る。




「明日もひらりんと海デートして来いよ!!」




「やだ」





ひらりのあの水着姿、もう誰にも見せたくない。
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