それでも、君が好きだから。
「お姉ちゃん、私こっちだから!」
「あ、バイバイ!」
高校の違うひなみとは途中でバイバイ。私は一人で三戸高校の正門の前に立ち尽くした。
まだこの高校の制服は届いていないから前の学校の制服のまま。みんなは紺色のブレザーにチェックのスカートに青いリボン。
なのに私だけ茶色いブレザーに赤チェックのスカートとリボン。
「初日から目立ちすぎは辛い……」
とりあえず、さっさと校長室に行こう。
私は正門をくぐって足早に職員玄関に向かった。
「あ、バイバイ!」
高校の違うひなみとは途中でバイバイ。私は一人で三戸高校の正門の前に立ち尽くした。
まだこの高校の制服は届いていないから前の学校の制服のまま。みんなは紺色のブレザーにチェックのスカートに青いリボン。
なのに私だけ茶色いブレザーに赤チェックのスカートとリボン。
「初日から目立ちすぎは辛い……」
とりあえず、さっさと校長室に行こう。
私は正門をくぐって足早に職員玄関に向かった。