それでも、君が好きだから。
「とりあえず部屋戻るよ。」



「はーい」



「じゃあね咲良!!」



高層ホテルに泊まってる俺らの学校は一応男女でフロアが違う。



男子は4~6階。俺の部屋は6-5。ナオは5-2って言ってた気がする。


女子は8~10階。ひらりたちは10-7って言ってた。



ちなみに間のフロア、7階には大浴場、教師の部屋がある。




「咲良ばいびー!」



「おー」




エレベーターでひらりたちと別れて自分の部屋に戻る。



男女のフロアの行き来は禁止だし、今日に限っては女がいなくて楽。
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