ただひたすらに君が好きだよ。

-登校-

「ふぁ〜ぁ」

......眠い..。

あっ、前にいんの、悟とすみれか?

「小鳥遊くん!!、おはよ〜」

「おう、時田、おはよ」

時田が後ろから駆け寄ってきた

「昨日ね、悟くんすっごい楽しかった
って言ってたよ!!、

小鳥遊くんのおかげだね!!」

そうやって、俺に嬉しそうに話す時田...

かわいいんだよなぁ......、

「悟が言ってたのか?」

「うん、昨日帰ってくるのも少し遅かったの!!」

ん?、なんでそんなこと時田が知ってんだ?

「もしかして、また、昨日悟ん家行ったのか?」

「うん、ご飯食べさせてもらったの!!」

・・・はぁ
今の俺に怒る権利なんかねぇしな....

それにしたって、時田に対する不安材料が多すぎる

まず、悟ん家の出入りだろ、
あと、先輩含め身近な人に結構モテること、

それと.....、俺が一番気にしてる呼び方..

男なのに女々しいかもしんねぇけど、
時田がある程度話す奴の中で、ナゼか俺だけ、名字呼び...

悟にすみれ、宏斗、春樹、
まぁ、俺も時田なんだけど.....

「そうか...」

はぁ...、俺、ちょっとは時田の視界に入れてるのかな...

「あ、あのさ、小鳥遊くん、
今日も部活長くて...も、もしよかったらまた....、その..、えーっと..」

「一緒に帰るか、
悟も喜んでくれたみたいだし」

「うん!!!」


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