Afther 姫☆組 (姫シリーズVol.4) 【完】
「ね~ こんなトコで何してんの?」
その声に顔を上げた姫花
「うわっ! ずげ~美人!!」
姫花の前にいるのは数人の男の子
高校生くらいだろうか? いや、こっちの子どもは大人びているから中学生かもしれない
「・・ねぇ、そのカバンこっちに頂戴よ?」
と姫花に近寄る少年は手に光るモノをチラつかせる
姫花は体が硬直しながら、ベビーカーのグリップを強く握り締めた
そして、目の前に立っている少年を端から見ていく
1,2,3,4・・
少年は4人
4人ともバンダナで鼻から下を隠しているが、姫花はひとりの少年の顔を見て目を見張った
「・・・ジョナサン?」
姫花に名前を呼ばれた少年がビクッとなる
「ヒメ・・・・」
ジョナサンの言葉を聞いて
「何だよ! 知り合いかよ!!」
と他の三人の少年は姫花に見せていたナイフをしまった
「・・・ヒメ・・ ごめん・・」
「・・・・・・」
ジョナサンは申し訳なさそうに姫花に頭を下げた
「・・・・・・」
「ジョナサン 先行ってるぞ?」
ジョナサンの友人たちは、紙袋に入ったビールをラッパ飲みしながら、その場から去っていった
その声に顔を上げた姫花
「うわっ! ずげ~美人!!」
姫花の前にいるのは数人の男の子
高校生くらいだろうか? いや、こっちの子どもは大人びているから中学生かもしれない
「・・ねぇ、そのカバンこっちに頂戴よ?」
と姫花に近寄る少年は手に光るモノをチラつかせる
姫花は体が硬直しながら、ベビーカーのグリップを強く握り締めた
そして、目の前に立っている少年を端から見ていく
1,2,3,4・・
少年は4人
4人ともバンダナで鼻から下を隠しているが、姫花はひとりの少年の顔を見て目を見張った
「・・・ジョナサン?」
姫花に名前を呼ばれた少年がビクッとなる
「ヒメ・・・・」
ジョナサンの言葉を聞いて
「何だよ! 知り合いかよ!!」
と他の三人の少年は姫花に見せていたナイフをしまった
「・・・ヒメ・・ ごめん・・」
「・・・・・・」
ジョナサンは申し訳なさそうに姫花に頭を下げた
「・・・・・・」
「ジョナサン 先行ってるぞ?」
ジョナサンの友人たちは、紙袋に入ったビールをラッパ飲みしながら、その場から去っていった