Afther 姫☆組 (姫シリーズVol.4) 【完】
「嘘・・ 言わないわ・・ でも言って欲しくないって事は悪いことってわかってやっているんでしょ?」
「・・・・・」
「あのね・・ 私が言えることじゃないんだけど、“自分の子どもにして欲しくない事は絶対にしない”って自分で決めてるの」
「・・・・・」
「この子に父親はいないけど、この子には両親が揃っている家庭を築いてほしいと思うけど、私は、この子の父親を愛したことは後悔してないし、この子を産んだことが私が生きる意味だと思っているから・・・」
「・・・・・」
「ジョナサンが大人になって、子どもが出来た時、その子に言えないような事はしないでほしいの」
「・・・わかった・・」
「わかってもらえてよかったわ」
姫花はそう言うと、アイスクリームを食べだした
ジョナサンは、マーサとケンの息子
エイミーは娘だった
毎日カフェに通う姫花と話すことはなかったが、いつの間にか顔なじみになっていたのだ
「ヒメとこんなに話したのは初めてだね」
「っていうか、話をしたのがはじめてよ? でも、エイミーはたまに家に遊びに来てるのよ?」
「え?」
「あら? 知らなかった? レンも懐いているし、私も若い子と話が出来て楽しいの」
「若いって・・ 俺たち10も変わらないだろ?」
「・・・・・」
「あのね・・ 私が言えることじゃないんだけど、“自分の子どもにして欲しくない事は絶対にしない”って自分で決めてるの」
「・・・・・」
「この子に父親はいないけど、この子には両親が揃っている家庭を築いてほしいと思うけど、私は、この子の父親を愛したことは後悔してないし、この子を産んだことが私が生きる意味だと思っているから・・・」
「・・・・・」
「ジョナサンが大人になって、子どもが出来た時、その子に言えないような事はしないでほしいの」
「・・・わかった・・」
「わかってもらえてよかったわ」
姫花はそう言うと、アイスクリームを食べだした
ジョナサンは、マーサとケンの息子
エイミーは娘だった
毎日カフェに通う姫花と話すことはなかったが、いつの間にか顔なじみになっていたのだ
「ヒメとこんなに話したのは初めてだね」
「っていうか、話をしたのがはじめてよ? でも、エイミーはたまに家に遊びに来てるのよ?」
「え?」
「あら? 知らなかった? レンも懐いているし、私も若い子と話が出来て楽しいの」
「若いって・・ 俺たち10も変わらないだろ?」