Afther 姫☆組 (姫シリーズVol.4) 【完】
3年目 ~異国での日常~
ジョナサンに助けられてから、なぜか姫花はちょくちょくジョナサンと顔を合わせていた
マーサのカフェでだったり、道でだったり・・
それまで顔見知り程度だったのに、今では結構話をするようになっていた
レンも2歳になり、大人しくベビーカーに乗ることを嫌がり、姫花の手を煩わせていた
この日、ジョナサンの姉、エイミーと今では行き付けの店までできたモールに買い物に来ていた
もうすぐ、ハイスクールでダンスパーティーがあるので、その時に着るドレスを見立てて欲しいと頼まれたのだった
マーサも自分が行くよりも・・とレンを預かってくれたので、姫花はエイミーの申し出を快く引き受けた
今回限りのドレスなので、もちろん貸衣装
まばゆいものから、ハロウィン仕様の仮装ものまで幅広く取り扱っている店内は、高校生で溢れかえっていた
「すごい人だね・・」
人混みになれていない姫花の顔が引きつる
「みんな必死だから・・ 乗り遅れるとダッサイドレスしか残らなくなっちゃうもの」
とエイミーは苦笑い・・
「じゃあ、おばさん根性だして、頑張っちゃおっかな!」
と笑う姫花に
「おばさんって・・ どこが?」
とエイミーもその丸い大きな目で笑った
それから1時間・・・
「ないね・・・」
「・・・・・」
姫花の言葉にうなだれるエイミー
ごったがえす店内は、一人で何着もドレスを抱え、試着する長蛇の列
めぼしい衣装はみんな抱え込んだ腕の中
実際着るのはその中の1着なのだけど・・・
マーサのカフェでだったり、道でだったり・・
それまで顔見知り程度だったのに、今では結構話をするようになっていた
レンも2歳になり、大人しくベビーカーに乗ることを嫌がり、姫花の手を煩わせていた
この日、ジョナサンの姉、エイミーと今では行き付けの店までできたモールに買い物に来ていた
もうすぐ、ハイスクールでダンスパーティーがあるので、その時に着るドレスを見立てて欲しいと頼まれたのだった
マーサも自分が行くよりも・・とレンを預かってくれたので、姫花はエイミーの申し出を快く引き受けた
今回限りのドレスなので、もちろん貸衣装
まばゆいものから、ハロウィン仕様の仮装ものまで幅広く取り扱っている店内は、高校生で溢れかえっていた
「すごい人だね・・」
人混みになれていない姫花の顔が引きつる
「みんな必死だから・・ 乗り遅れるとダッサイドレスしか残らなくなっちゃうもの」
とエイミーは苦笑い・・
「じゃあ、おばさん根性だして、頑張っちゃおっかな!」
と笑う姫花に
「おばさんって・・ どこが?」
とエイミーもその丸い大きな目で笑った
それから1時間・・・
「ないね・・・」
「・・・・・」
姫花の言葉にうなだれるエイミー
ごったがえす店内は、一人で何着もドレスを抱え、試着する長蛇の列
めぼしい衣装はみんな抱え込んだ腕の中
実際着るのはその中の1着なのだけど・・・