弱いあたしと強い君と。
大誠side
俺の親父は地理の先生をしている
内河泰造(たいぞう)
小さい頃から勉強など色々なことに
厳しい人だった
現在進行形で今も厳しい
そんな親父の授業をサボってでも
待っていたかった奴がいる
授業が始まった鐘の音は聞こえてた
でもまだちよが俺のシャツに着替えてる
ガラッ
トイレから出てきたちよ
これって彼シャツじゃね!?!
どうしよう、、なんかくっそ照れる/////
てかこいつ普通に可愛くねぇか??
顔とか妙に整ってるし
浅井の顔好みなのか??
いやいや、俺がそんなに惚れるとか
そんなの
絶対ないと思ってた
次が地理の授業だって知って慌てるふりを
する俺
同じように慌てるちよ
それが可愛くて笑いそうになった
ちよは俺と先生が親子だって
知らなかったみたいだ
先生に遅れたことを2人で謝って
許してもらって
「ふふっ」
「ははっ」
目が合って笑い出す
そこまでは良かったんだ
「先生早く授業の続きを。」