悪魔の騎士
「もう、いい加減にしてっ!」


腕に絡みつこうとしている男達を思いっきり押し退ける。



「チッ。こっちが下手に出てればいい気になりやがって……!」



男達はそう言うと、

私の両手を掴みあげ、拘束した。



え、なに…?

殴られる……



そう思って目を瞑ったとき、




ドカッ


鈍い音が響いた。

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