妄想オトメ






生徒会室の前。



私の足は,なかなか動こうとしない。



さっき弥生が,

変なこと言うからだよー!!




そりゃあ私だって,

もっとちゅーしたいし,

愛されてるっていう確証ももらいたい。



好きだから,もっと触れ合いたいの。





覚悟を決めて,ノック。



「どうぞー♪」



愛しいあの声。



声を聞いただけでまた,

キューンってなる。








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