妄想オトメ






ゆっくりゆっくり……

私はソファーに押したおされて…



先輩はめがねをはずし,

わきの机の上に置いた。



Yシャツの中に,温かくてゴツゴツしたものが

入ってくる。




こ……これはまさか。



いきなりすぎじゃない??



心の準備が……!!!



「…あっ」



「…そんないい声聞いたら…,

もう止まんないよ…?

怖い…とか,嫌だったら言って。

ムリヤリは嫌だから…」



さっきみたいなキスをしてきた先輩に,

私はもう,

考えることができなくなった。







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