妄想オトメ






教室には,

まだ生徒がいっぱいいた。



それなのに…

先輩は私の頭を後ろからぐって押して

深いキスをする。



「…あっ…,

ちょっ…んっ…。先輩…??」



私の必死な抵抗は,

先輩にかなうはずがなくて。



ただ,

先輩のシャツの端を掴んでた。



「…環菜,

生徒会に立候補してくれない…??」



────え??







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