妄想オトメ






ラブラブカップルは,ただ黙って店を

でていった。



「…なんで,いるって思った…?」



いつもより優しい声で繰り返す先輩。



今は2人で,向かい合って座ってる。



いつのまにか,

アイスティーの氷がなくなっていた。



さっきからまだ

あまり経っていないはずなのに,

もう1時間以上経っているような気がして,

しょうがなかった。






< 79 / 176 >

この作品をシェア

pagetop