妄想オトメ





公園では,

本当に話なんてしてない。



先輩が買ってくれた

「アイスティー」をただすすってた。



2人でブランコに腰かけながら。




帰りたくなくて,

ゆっくりゆっくり道を歩く。



だんだん,つながれた右手に

力を入れられて,

私は涙がでちゃうくらい,

うれしかったんだよ。







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