妄想オトメ






先輩は帰り道に並んでいるときは

すっごく意地悪。


Sだなぁって,思うんだ。



でも学校でいるときは

すっごく優しくて……

私をキューンってさせる。





「おっ!!

先輩なんだってー?」



弥生がうれしそうに尋ねてきた。



「急いで,生徒会室…こいって…」


私はボタンを押して,

ケータイをスカートのポケットにつっこんだ。



「…もしかしたら,

だれもいない密室で

発展するかもねー♪♪」



───弥生…

エロ親父ー!!!








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