私が恋をしたのは少し変わったオタクでした。

「声」

そう、声なのだ。
碧くんの声はとにかく可愛い。
高くて少し鼻にかかった、でも男らしい素敵な声。
それでいて、容姿も悪くない。
ゆるい感じのカーディガンが似合いそうな感じ

「宇佐美碧。よろしく」

この自己紹介のたった一言で、運命というか、なんというか…
とにかくすごいものに出会った気がした。
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