君との出会い~奇跡がある限り~
それぞれの日々 sideレイラ
毎日不満なんてない。
見た目も何もかもが平凡で、何処にでもいる中学生。
それが私。
柏木麗羅。
『ちょっと~どこ行くの?麗羅』
ふと隣をみると、親友が心配そうにこちらを見ていた。
椎名亜美。
肩までのショートヘアーといつも明るいところが取り柄の、女の子。
よく二人でつまらない事を話しては笑ったり、泣いたり。
本当に仲の良い友達だ。
「あ~ごめんごめん。ちょっと考え事してた。」
『もう、そんなんだからドジなことばかりしちゃうんだよ。』
「あはは~そうだよね。だからいろんな所にぶつかるのか・・・」
『・・・本当に気をつけてね?女の子なのに傷ばかりついちゃったら・・・』
「うん、気をつけるよ。ありがとう。」
放課後には仲の良い友達と遊んだりする。
毎日同じことの繰り返しに飽きてないと言えば嘘になるけど、それでもやっぱり不満なんてなかった。
平凡な毎日だからこそ辛い思いもしないし、楽しい。
私にはそれだけで十分だった。
見た目も何もかもが平凡で、何処にでもいる中学生。
それが私。
柏木麗羅。
『ちょっと~どこ行くの?麗羅』
ふと隣をみると、親友が心配そうにこちらを見ていた。
椎名亜美。
肩までのショートヘアーといつも明るいところが取り柄の、女の子。
よく二人でつまらない事を話しては笑ったり、泣いたり。
本当に仲の良い友達だ。
「あ~ごめんごめん。ちょっと考え事してた。」
『もう、そんなんだからドジなことばかりしちゃうんだよ。』
「あはは~そうだよね。だからいろんな所にぶつかるのか・・・」
『・・・本当に気をつけてね?女の子なのに傷ばかりついちゃったら・・・』
「うん、気をつけるよ。ありがとう。」
放課後には仲の良い友達と遊んだりする。
毎日同じことの繰り返しに飽きてないと言えば嘘になるけど、それでもやっぱり不満なんてなかった。
平凡な毎日だからこそ辛い思いもしないし、楽しい。
私にはそれだけで十分だった。