COOKING GIRL. (完)



...どういうこと?

よく理解をしていなかった私だけど、悠はいきなり怒った。




「ゆらは関係ない。お前にゆらは渡さない。絶対だ。」





そして、私の前にたった。



「じゃあこの携帯電話のデータ、どうしてくれんだよ。族の大切な

情報たくさん入ってるんだけど?」




私が、何かすれば良いんだよね...?




「私、いいよ。やる。それで携帯電話のお金払うだけで良いんだよね。」



とりあえず、この男のパシリのようなものになると思ってたんだ。

だけど、そんな軽いものじゃなかった。


< 124 / 248 >

この作品をシェア

pagetop