COOKING GIRL. (完)
...どういうこと?
よく理解をしていなかった私だけど、悠はいきなり怒った。
「ゆらは関係ない。お前にゆらは渡さない。絶対だ。」
そして、私の前にたった。
「じゃあこの携帯電話のデータ、どうしてくれんだよ。族の大切な
情報たくさん入ってるんだけど?」
私が、何かすれば良いんだよね...?
「私、いいよ。やる。それで携帯電話のお金払うだけで良いんだよね。」
とりあえず、この男のパシリのようなものになると思ってたんだ。
だけど、そんな軽いものじゃなかった。