COOKING GIRL. (完)



「お前は今日一日、俺のパシリなんかじゃない。俺のペットとなるんたぜ?

自分から言ったのに止めるとか言わせねぇからな。」




そう言われて、初めて悠があんなに止めたのかがわかった。

そ、そんな...こと。



「ゆら、行くな!絶対ー...」




「うるせぇな!」


男はいきなり怒鳴ったかと思うと、悠の腹を殴った。



「ぐっ...」



そのまましゃがみこむ悠。



「な、なんてことするの!?悠、悠!!」




「ゆら...逃げろ。こいつには絶対...」

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