COOKING GIRL. (完)
















お正月がとうに過ぎた。学校もいつ始まるのか分からない。

そんなときの事だった。








「...今日は族の集会がある。昼までに戻ってくるから、その間に

抜け出すとかバカなことはするなよ。」








...わかってる。抜け出せば悠がひどい目に遭うことぐらい。




初めて一人になれる時間が出来て、少し嬉しくなった。

< 143 / 248 >

この作品をシェア

pagetop