COOKING GIRL. (完)


「あ、俺帰らなきゃ。もう、一時だぜ?」



いきなり千羅が時計を見て慌て出す。

それに気づいた陸も珍しく慌てた。


「僕、早く帰らないと!」





「俺たち、帰るけど、ゆらちゃんはどうする?」



うーん、どうしよう。


そう考えていたとき。



「ゆらはここに泊まらせる。」




泉がそう言った。え、決定みたいな?




「そ、そっか。じゃあねーゆらちゃん。」


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