COOKING GIRL. (完)
...でも、それだけでは終わらなかった。
「志摩がそんなうまそーに料理食うって珍しいな。スイーツ以外のもの
食ってんの久しぶりに見た。」
黒髪の不良くん。
「確かにー!!俺にも食わせて♪」
金髪の不良くん。
「おいおい、人の弁当だろ?勝手に食って良いのかよ。」
天使君より少し明るい茶髪の不良くん。
顔をあげると、昨日の不良四人組が勢揃いしていた。
な、なぜここが!?
そんな私の心を読んだかのようなタイミングで、茶髪の不良くんが
説明してくれた。