COOKING GIRL. (完)
「オトモダチになってってせがんでたのは志摩だけたけど...いいよ、
俺たちがオトモダチ、なってあげる。」
「お前ほんとにオトモダチいなさそうだもんな!かわいそうだからオトモダチ
なってやる。」
と、陸くんに、泉くん。
そ、そういうこと。は、恥ずかし...。
まぁ、友達はできてちょっと嬉しいかも。全員不良ってのが少し
残念だけど。
「あはっ、よろしく。」
そういうと、爆笑していたのがピタッとやみ、今度はしーんと静かに。
「え?みんな、どうしたの!?」
慌ててそう聞くと、千羅くんがポツリと言った。