COOKING GIRL. (完)



「な、な、な、な、ナニコレェェェ!?」





水筒を忘れて、慌てて弁当を担いだまま教室に戻ってとりに帰った

今日の昼休み。




裏庭は女子で埋め尽くされていた。


開いた口がふさがらない。うん、ほんとに。真面目に。



思い返せば、今日何か朝から学校はおかしかったな。

女子が異常に燃えていたというか...なんか、いつもの授業中の死んだような

体制は全くなく、みんなが真面目に授業をうけていて。



教師はそれにビビってんのかななんなのか手が震えて黒板に文字を書くため

今日の板書はアートだった。




なにが...起こってるんだ!?

それより、みんなは!?

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