COOKING GIRL. (完)


「い、泉どうしたの!たしかに裏庭で弁当を食べれないから、こんな埃っぽい

部屋でご飯食べるのはいらつくと思うけど!!」



そう言って慌てて泉の肩をたたくけど、志摩から、


「ゆらちゃん、そうじゃないと思うよ...」


と、青い顔で言われた。




そうじゃないならなんなのよ...そう思ったとき。



「泉様たちはいないの!?」


「裏庭には、全く来ません!」


「私の泉様...どこにいらっしゃるの...」





外で会話がきこえる。泉...様?って。


「ねぇ、泉の知り合い?てゆーか彼女...「ゆらちゃん静かにっ!!」



慌てて陸に口を塞がれ...く、苦し...。

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