COOKING GIRL. (完)



な、なんですと...。

とりあえず廊下を走る。体育館側に走っても...あの、地鳴りのような音。

多分女子の足音...。靴箱側に走っても...あの音が聞こえる。



どうしよう!人生最大のピンチだ!女子の皆様に抹殺される!!


そう思って身震いをしたとき。




「ゆら、こっち。」


突然窓から現れて手を引く...泉。

え、ここ三階だよ!?




泉は私の手をしっかり握って走る...速すぎる。




そして空き教室に入って、カギをかけた。




「ゆら、大丈夫?」


そしてこれ私の頭を優しく撫でてくれる。

なんか...泉といると安心するというか...なんでも大丈夫なきがする。

< 68 / 248 >

この作品をシェア

pagetop