COOKING GIRL. (完)
気にしてる私に気付いたのか、泉が説明してくれた。
「何か、あのあと千羅達も質問攻めにあって、逃げたらしい。ゆらが無事で
良かったって。」
良かった。千羅達は先に帰ってるなら私たちも帰ろう。
泉の電話が終わるの待つために、近くの公園にあるベンチに座ったときだっ
た。
突然視界が真っ暗になりー...
「城ヶ崎ゆらだな。」
「はい、間違いありません。」
「いくぞ。」
そんな会話が聞こえてくると同時に。
「おい、まてっ!!」
泉の声も聞こえた気がした。そのまま目の前は真っ暗になって。
私は気がつくと眠っていた。