COOKING GIRL. (完)



泉?なんで、泉?

それに、どうってどう言うことだろ。




「好きなの?好きじゃないの?」



「そりゃ好きだよ!泉は私の大切な友達なんだから!」




泉は、ピンチの時に助けに来てくれたヒーローでもあるんだから。

わたしもあの強さ、憧れちゃうよ。


「...だよねー。」



「え?どうしたの。」



何かスッゴいつまんなさそうに返事をした千羅に不満をもちながらも、

もうひとつ玉子焼きを食べる。

うーん、やっぱり塩が足りない。



「あ、でもさ長原って人の前で、泉のことが好きだって言ったんでしょ?

恋愛的に。」

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