この胸いっぱいの好きを、永遠に忘れないから。



「いくらたっても学校に来ないって、気になった先生が家に電話したらしいんだ。
そうしたら、ずいぶん前に出たって……」









「……」






「先生も探しに出たら、誰か事故にあったって……。
それが、生徒会長だったらしくて……」















「________どこ……」








「ヒサ!?」









「センパイはどこ!?」









「中央病院に運ばれたって……」












私は図書室を飛び出した。







「ヒサ!」





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