この胸いっぱいの好きを、永遠に忘れないから。






「私が飼います!」






私の言葉に、3人の動きが止まる。









「柏木さん……何を言ってるの!?」



大森先生が驚いたように言った。









何か麻痺してしまったのか……。








「おおお親猫も!さささ3匹!」






私はそう、みんなに見えるよう3本指を目の前に立て、言いきってしまっていた。








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