激しく、優しく、愛して
5章
あなたに伝えたい言葉
「またサボってただろ?」
「やる気がでないだけ」
もう3年生は残すは卒業式だけの登校となり
本当だったらバイトしたり
車の免許取りに行ったり
遊びまくったりしてるはずなのに…
「なんで毎日来なきゃならないの?」
「さっさと書かないからだろ!」
卒業生代表挨拶に
結局選ばれてしまったわたしは
毎日その挨拶の作成をしているんだけど
なに書いてもぐっちはOKを出してくれない。