激しく、優しく、愛して





「ベッド…買ったの?」


「あぁ、香水臭いとまた逃げられても
困るからな」


寝室にはただ、大きなベッドだけが
置いてあった。太陽の光が入ってきてた
少し空いたところから
風が入りカーテンが踊る。



「おい」



振り返ったときには目の前に彼がいて
体を持ち上げられベッドに降ろされる。


初めて冬二の部屋に来た時と同じだ……




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