病気持ち少女とNo.1暴走族
「お兄さん、行こう」
「え?いいの?」
「ちょっと血がやばいので」
「じゃあ行こうか」
私とお兄さんは保健室に言って
お兄さんは私の口の中を見る。
「あー、結構深いね…。
あのリンゴになに仕込まれてた?」
「切れ味抜群カミソリの刃」
「鈴華ちゃんじゃなかったら、
あの白雪姫の子大騒ぎしてたよ」
…だろうね。
口の中は絆創膏とか使えないから
ガーゼで押さえて血を止める。
が。
「あー、ガーゼなくなったよ」
「えぇ…」