病気持ち少女とNo.1暴走族

荷物は手に持ってるみたいだし。


2人は誰も使ってない
隣の病室に着替えに行った。





「鈴華ちゃん、手術すれば鈴翔の隣に
いれるんだよ?」



「そうですね。
でも、私なんかが鈴翔の隣にいたら
ダメなんです。

鈴翔にはもっと素敵な人がいるはずだから」



「僕は鈴翔に似合う女の子、
鈴華ちゃん以上の素敵な人なんて
見たことないなぁ」



「世界中探せば1人くらいいるでしょ」





1人くらい…ね。

多分。

でもいなかったらどうしよう…。


鈴翔、一生どうて…うう"ん。
言ったらダメだな。
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