病気持ち少女とNo.1暴走族

お父さんか…。


そう言えば、最近会ってないな…。

家に帰ったらご飯が置いてあるだけだし、
今は病院だし。


お父さん、私の手術のために1日中
働いてくれてるから…。



でもね、もうそんな大変な日々は
もうすぐで終わるよ。





「そう、ですか…。
娘を、お願いします」



「はい」





お父さんが部屋から出ていく音がして、
私は部屋に戻った。





「聞いてた?聞いてたよね」



「当たり前」
< 125 / 231 >

この作品をシェア

pagetop