病気持ち少女とNo.1暴走族

3分くらい歩いたら
有栖川組の屋敷の真ん前だ。

勿論、見張りがいる。



私の戦い方は、正面から。
裏から回ったりはしない。
正面から、堂々とね。





「すいません」



「あ?なんかようか」



「私を蘇らせたこと、


後悔しな」





2年くらい前に私は死神を辞めた。


でも、氷龍を狙うなら私は蘇るよ。
氷龍のために。





見張りの2人を殴って気絶させ、
建物の中に入った。



突然正面から入ってきた敵に驚くが
すぐに武器を手にして立ち向かってくる
有栖川組の下っ端。




その勇気は褒めてあげよう。

でもね、武器なんてせこい事するなら
お前ら全員病院送りにしてあげる。





「死神復活だ」





でも、私はそんなに無敵じゃない。

病気だって持ってる。
あ、これハンデだよね?
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