病気持ち少女とNo.1暴走族

神谷 蛍…、もう蛍でいいや。

私は蛍の顔を上げ、黒縁メガネを外して
目元を隠してる前髪を上げる。





「…普通に可愛いじゃん。

さ、始めるよ」



「は、始めるって…?」



「まず、これに着替えなさい」





紙袋を渡して個室に蛍を押し入れる。

少しして個室が開き、
着替え終わった蛍が顔を赤くして出てきた。





「き、着替えました」



「似合うじゃん。ワンピース」





蛍に着替えさせた服は、
色は真っ白でノースリーブのワンピース。
腰には飾りのベルトがついている。
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