病気持ち少女とNo.1暴走族

お兄さんに言われてマスクを取った。


…バレるでしょ。






「…まぁ。行こっか。
氷龍の倉庫まで僕が背負っていくよ」



「重いよ?」



「僕力持ちだから大丈夫。

喧嘩する前に傷口開いたら困るからね」





そう言われてしょうがなく、
私服姿のお兄さんにおんぶされて
裏口から病院を出た。



外は夜だから暗い。



電灯だけは光っていてその道を歩いて
氷龍の倉庫に向かった。

氷龍の倉庫についた私とお兄さんは
鈴翔達とまず会った。






「兄貴と………」



「あ、この子は助っ人だよ♪」



「名前は?」



「死神?」
< 143 / 231 >

この作品をシェア

pagetop