病気持ち少女とNo.1暴走族

俺達、気づくとこうやって集まってる。
鈴華に導かれているのか…。
…なわけないよな。

みんな、いつ目を覚ますかわからない鈴華が
心配なんだ。





「…鈴華ちゃん、いつ起きるのかな」



「もう7年だよね」



「寝すぎで起きれないんじゃないの?」



「ははっ。それは困るなぁ」





そうだ。起きてもらわないと困る。





「あ、そう言えば仕事はどうだ?」



「僕達は双子アイドルとしてバカ売れだよ♪」



「収まる気配がないよな」





なんと、海と陸はその可愛さを
売りにしてアイドルをしている。

元々歌とかダンスはうまかったし。
人気No.1らしい。
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