病気持ち少女とNo.1暴走族
と、鈴翔は私に水の入った
ペットボトルを渡す。
「水なくても飲めるんだけど」
「苦しそうだったから買ってきたんだ」
…よく見てますね。
そう言えばもうそんな時間か。
「お前ら先行っといてくれ」
「え~…。…わかったよ。
じゃあ水族館行こう!」
「蛍、行こう」
「え?あ、うん」
「鈴翔、さっさと来てね」
…なんでわかっちゃうかなぁ。
4人が水族館に入っていったのを見て
鞄から薬を出す。