病気持ち少女とNo.1暴走族
「ううん。ないよ。
ないけど、手術はしたい、、の、かな」
「なんで?失敗したらどうするの…?」
「そりゃあ、失敗したら悲しいよ?
でも、少しでも確率があるなら、
手術する」
「それが、0.01%でも…?」
この子、小学4年生くらいだよね。
もっと勇気を持たないとダメだよ。
…なんて、人はいろいろ事情があるから
本当にダメってわけじゃないけどね。
「うん。その0.01%を信じる」
「どうして?」
「んー、手術しなかったら
生きれる確率0%で死ぬ。
それなら、0.01%でも確率がある手術を
選んだ方がいいと思う。
その0.01%があたるかもしれないからね」
「あたらなかったら?」