病気持ち少女とNo.1暴走族
「私の家ね、
お母さんが私が産まれた7年後に
交通事故で亡くなってね。
それからお父さんが夜遅くまで働いてくれて。
私の病気治すためのお金なんてないんだよ。
生きたいけど、
私は無理なんだよ」
「…お姉ちゃんは、生きれないの…?」
「うん。長くて…そうだな。
クリスマスまで…かな」
あ、でもこれからまた短くなるかも…。
はしゃぎすぎて…?
「お姉ちゃん!諦めたらダメだよ!」
「え…?」
「諦めないで信じてれば必ず助かるから!」