俺が彼女に会えない理由
「なんか、こうやって風花と話してると、明日も今みたいにこうやって一緒にいる気がする」

「そうだね。今日が特別悲しい日っていう感じがしない」

「今日は泣かないって約束、してくれないか?」

「え?どうして?それは無理かな」

「風花の涙を見たら、一生の傷を負うから」

「そんなこと言わないで。きっと、私たちまた出会えるから」

「その言葉、生き返っても忘れるなよ。風花の全部、俺のものだから」

そして、またキスをした。


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